レベル別に分けてみた
優秀なプログラマーになるためには、経験を積み重ねながらスキルアップしていかなければなりません。まずは自分が今どのレベルのプログラマーなのかを把握し、次のステップに向けて今できることを行いましょう。そこで、プログラマーのレベルを4段階に分けてご紹介します。
ノーマルレベルのプログラマー
プログラマー求人の募集要項でいうところの経験者が、この「ノーマルレベル」にあたります。経験年数の目安は1~2年で年収は400万円前後。仕様書を読んでプログラムを書けるレベルです。とはいえ、まだまだわからないことも多く、経験豊富とまではいえない状況なので、ベテランプログラマーの助けは必要です。大切なのは、わからないことを曖昧なままにせず丁寧に確認することです。
まわりからは、仕様書を見てプログラムを作れるのが当たり前の人材とみなされるので、自分から発信しなければ状況は伝わらないと考えておきましょう。1人で作業できるようになったからといって自分の世界に入るのではなく、仕事仲間とのコミュニケーションを積極的にとることも重要になってきます。
ミドルレベルのプログラマー
プログラマー経験が5年あれば、年収600万円も狙える「ミドルレベル」です。ミドルレベルのプログラマーに求められるのは、仕様書を読んでプログラムを書けることはもちろんのこと、経験の幅の広さやこなしたプロジェクトの数、理解しているプログラミング言語の数などがあります。Web系のプログラマーならば、JavaやHTML、PHPあたりの言語は基本中の基本ですが、遠い過去の開発経験があるだけでは武器にならず、仕様のアップデートにしっかりついていっていなければなりません。
プログラムについて自分で理解しているだけでなく、わかりやすく説明する力が求められるようになるのもミドルレベルの特徴です。
ハイレベルのプログラマー
プロジェクトを次々とこなし、システム開発についての知識が豊富になってくると、「ハイレベル」のプログラマーです。この段階になると、クライアントとの打ち合わせにSEと共に参加することもあるでしょう。ハイレベルのプログラマーが同行することで、クライアントの求めていることが技術的に可能かどうかの判断をその場でできるようになり、プロジェクトをよりスムーズに進められるようになります。
プロフェッショナルレベルのプログラマー
早く確実に質の高い仕事をこなせるのが、「プロフェッショナルレベル」のプログラマーです。ここまでくると年収1,000万円も見えてきます。プロフェッショナルレベルになると、プログラミングに試行錯誤するのではなく、いかに効率的にプログラムを組むか考えることに時間を使うようになります。問いかけに対するレスポンスも早いので、仕事仲間やクライアントから信頼されます。
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